イエス・キリストの福音を中心とした結婚生活
こんにちは、みなさん。今日は結婚生活をさらに豊かにするために、イエス・キリストの福音をどのように中心に据えるかについてお話ししたいと思います。
ファウスト管長の教え
ファウスト管長は次のように述べています。「結婚生活に祝福をもたらすすべてのものの中で、特別な要因が一つあります。それは夫婦を、何にも増して真実に、神聖に、霊的に結びつけるものです。すなわち、結婚生活における神の存在です。」
この言葉からもわかるように、神の存在は夫婦の関係を強化し、真の幸福をもたらす鍵となります。
スペンサー・W・キンボール大管長の教え
キンボール大管長は、夫婦が自分自身よりも主と伴侶を愛し、度々神殿に参入し、ともに祈り、教会の集会に出席し、完全に貞節な生活を保ち、神の王国を築き上げるために協力するならば、幸福は頂点に達するだろうと教えています。
夫婦がイエス・キリストの福音を中心に据えることで、結婚生活と個人としての生活をより良いものにすることができます。具体的には、以下のような行動が推奨されます。
実践的なステップ
- ともに祈る:朝晩の祈りを一緒に行いましょう。祈りを通じて、互いの心を神に捧げ、一日を始め、一日を終えます。
- 聖文を研究する:毎日の聖文の研究を一緒に行いましょう。聖文を通じて神の教えを学び、それを日々の生活に適用することが大切です。
- 家庭の夕べを開く:毎週家庭の夕べを設け、家族全員で時間を過ごし、信仰を深め合いましょう。
福音は、互いに愛し合い、仕え合い、「互いに重荷を負い合う」ことを教えています(モーサヤ18:8)。キリストの名を受ける人は、このように人々を愛することを聖約します。聖約を守る夫婦は、キリストのような態度や行いにより夫婦関係をはぐくみ、強めるのです。
霊的な養いの重要性
ファウスト管長は、幸福の最も大きな源の一つとして「神との神聖な交わりを持ち、神の臨在により得られる実を享受すること」を挙げています。霊的に一つになることこそが錨なのです。また、結婚生活を豊かにしようとする気持ちが欠けていると、離婚が増加する原因にもなります。この気持ちは、神の戒めを守ることで与えられる神聖な祝福によってもたらされます。つまり、結婚生活に霊的な養いが欠けているのです。
このように、イエス・キリストの福音を中心に据えた結婚生活は、夫婦関係を深め、幸福をもたらす力があります。具体的な行動を通じて、日々の生活に福音を取り入れ、神の存在を感じながら、豊かな結婚生活を築いていきましょう。


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