3-3 有害なコミュニケーションの改善

愛あるコミュニケーション

子供を遠ざけてしまうコミュニケーション

1. はじめに

親子間のコミュニケーションはとても大切ですが、やり方を間違えると子供を遠ざけてしまうことがあります。ここでは、親が無意識にやってしまいがちな、害となるコミュニケーションの例を挙げてみます。

2. 説教や押さえつけ

説教や道徳をくどくどと話したり、上から押さえつけるような教え方をすると、子供は反発心を持ちやすくなります。

例:

  • 「何度言ったら分かるの。あなた、頭鈍いんじゃないの。」
  • 「恥ずかしくないのか。自分が何をしたかよく考えなさい。」
  • 「一体どうしてそんなことをしたの。」

3. 問題を軽視する

問題を軽視したり、なだめすかしたり、心のこもらない言葉で慰めるのもよくありません。

例:

  • 「落ち着きなさい。お前が怒る必要はないんだから。」
  • 「いいわ。あなたの気が済むようにしてあげるから。」
  • 「きっと大丈夫。もっと大変な思いをしている人はたくさんいるから。」

4. 裁く・とがめる・脅す

裁いたり、とがめたり、脅すような言葉も、子供を遠ざける原因になります。

例:

  • 「あなたの悪いところは……。」
  • 「あなたって本当に何をやってもだめね。」
  • 「もう一度やったら、ひどい目にあうぞ。」

5. 責める・あらさがし・あざける

責めたり、あらさがしをしたり、あざけるような態度も、子供の心に傷を残します。

例:

  • 「ぜんぶあなたが悪いのよ。」
  • 「お前には本当にいらいらする。」
  • 「そうやってめそめそされると本当にうんざりするわ。」

6. 自分の気持ちを優先する

子供の気持ちを聞くべきときに、親が自分の気持ちを話してしまうのもよくありません。

例:

  • 「あなたの気持ちは本当によく分かるわ。私があなたくらいのとき、……。」

以上のようなコミュニケーションは、子供を遠ざけてしまう原因となります。親は子供の気持ちをしっかりと受け止め、共感し、適切な対応を心掛けることが大切です

家庭でできるコミュニケーション改善活動

はじめに

親子間のコミュニケーションはとても重要ですが、時には無意識のうちに子供を遠ざけてしまうことがあります。そこで今回は、家庭で簡単にできるコミュニケーション改善活動を紹介します。この活動を通じて、家族関係をより良くしましょう。

活動の概要

今回紹介する活動は、「害となるコミュニケーションを改める」ことを目的としています。以下のステップに従って、自分のコミュニケーションを見直し、改善しましょう。

ステップ1: 聖文を読む

まず、以下の言葉を読みましょう。これらの言葉は、私たちの言葉や態度がどのように家族に影響を与えるかを考える助けになります。

  • 「しかし、口から出て行くものは、心の中から出てくるのであって、それが人を汚すのである。」(マタイ15:18)
    • この言葉は、「私たちの言葉や態度は、心の中の思いや感情を反映している」という意味です。私たちがどのような気持ちで家族に接しているかが、コミュニケーションに大きな影響を与えます。
    • 質問: どのような思い、態度、望みが家族とのコミュニケーションに影響を与えているでしょうか。
  • 「もし、言葉の上であやまちのない人があれば、そういう人は、全身をも制御することのできる完全な人である。」(ヤコブの手紙3:2)
    • この言葉は、「言葉で他人を傷つけない人は、自分の感情や行動をしっかりとコントロールできる人」という意味です。特に子供から何か気に障ることをされたときに、冷静に対応することが重要です。
    • 質問: 特に子供から気に障るようなことをされたとき、子供を傷つけないために、あなたはどれくらい気持ちをコントロールできていますか。

ステップ2: 自分の行動を振り返る

次に、これまでの自分のコミュニケーションを振り返ってみましょう。特に以下の点に注意して、自分が適切でないと思うコミュニケーションの方法を書き出してみてください。

  • 説教や押さえつけるような話し方をしていないか?
  • 問題を軽視したり、なだめすかしたりしていないか?
  • 裁いたり、とがめたり、脅したりしていないか?
  • 責めたり、あらさがしをしたり、あざけったりしていないか?
  • 子供の気持ちを聞くべきときに、自分の気持ちばかり話していないか?

ステップ3: 改善計画を立てる

リストができたら、それをもとに改善計画を立てましょう。例えば、「怒りを感じたときには深呼吸をしてから話す」や「子供の話を最後まで聞いてから自分の意見を言う」といった具体的な行動目標を設定します。

ステップ4: 実践と振り返り

毎日、コミュニケーションの改善に努めましょう。1日の終わりに、自分の行動を振り返り、何がうまくいったか、どこが改善の余地があるかを考えます。この振り返りを続けることで、徐々に自分のコミュニケーションが良くなっていくのを実感できるはずです。

この活動を通じて、親子間のコミュニケーションが改善され、より良い関係を築くことができるでしょう。ぜひ、家族で取り組んでみてください。


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